アカメカブトトカゲの飼育方法 実際の飼育環境で解説

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「アカメカブトトカゲを飼ってみたいけど飼育環境のイメージがわからない。」
という方も多くいらっしゃるかと思いますので、今回は、私の実際の飼育環境をご紹介しながらアカメカブトトカゲの飼育方法を解説していきたいと思います!

アカメカブトトカゲとは?

アカメカブトトカゲの生態などについてはこちらの記事で詳しく書いています!

実際の飼育環境で具体的な解説

私の飼育環境をもとに飼育方法などを解説していきます。

ネットなどでも情報がたくさん出回っていますが、知識として知ることはできても飼育している状態を具体的にイメージするのはなかなか難しいのではないかと思います。

そこで、今回は実際に飼育しているアカメカブトトカゲの飼育環境を紹介しながら、より具体的に解説していきます!

飼育に必要なもの

飼育環境
  • 飼育ケージ
  • 床材
  • シェルター
  • 餌入れ
  • 水入れ
  • 流木
  • ヒーターサーモスタット
餌や小物類
  • 生き餌
  • 人工飼料
  • カルシウム、ビタミンD3剤
  • 空き瓶
  • ピンセット

飼育環境

飼育ケージ

三晃商会 パンテオン BK6035

幅60.5㎝×奥行30.5㎝×高さ35

オスメスのペアで飼育しているため、幅60㎝を使用しています。

単独飼育の場合は幅30㎝で生涯飼育できます。

爬虫類の多くは本能的に上から来るものを怖がります。そのため、毎日の世話のことを考えると前開きのケージにするべきでしょう。

床材

私は「究極の爬虫類マット」というものを使用しています。

床材選びで重要なことは

保湿性

アカメカブトトカゲは湿度60~80%を好むため、ある程度保湿性の高い床材を選ぶ。

通気性

蒸れを防ぐために、通気性の良い床材を選ぶ。

清潔性

糞や食べかすで汚れた床材は、定期的に交換する。

安全性

トカゲが誤って飲み込んだりしない、安全な素材の床材を選ぶ。

お迎え当初は勧められたソイルを使用していましたが、生体やシェルター、水入れがかなり汚れてしまうため、ハスクチップに変更しました。

シェルター

GEX エキゾテラ レプタイルケイブS

スドー ウェットシェルター

アカメカブトトカゲは夜行性で臆病な性格のため、シェルターは必須です。

ペアで飼育しているため、複数シェルターを使用しています。

GEXのシェルターは設置時はあまり、入らなかったですが、床材で埋めるとなぜか入るようになりました。

スドーのウェットシェルターは安定でよく入っています。

脱皮時は基本ウェットシェルターで過ごしているイメージがあります。

餌入れ

スドー レプタイルディッシュL

生き餌を入れる場合は逃げられないように縁に返りがついているようなものが良いです。

水入れ

GEX ウォーターディッシュL

水入れに関しては100円ショップで買えるタッパーなどの容器でも可能です。

タッパーなどはツルツルした素材のため、カッターなどで傷をつけてから使用するとアカメカブトトカゲがストレスなく、水浴びすることができます。

流木

流木はシェルター、登り遊び場として利用できる重要な要素です。

流木を適切に配置することで、アカメカブトトカゲの自然な行動を引き出し、ストレスを軽減することができます。

流木を選ぶ際は、安全な素材であることを確認することが重要です。

アクアリウム用として販売されている流木は、煮沸や消毒などの処理が施されているため、アカメカブトトカゲにとって安全です。

流木を配置する際は、安定性を確保することが重要です。流木が倒れてアカメカブトトカゲを傷つけてしまうことがないように、必ずしっかりと固定してください。

ヒーター、サーモスタット

爬虫類は変温動物なので、外気温によって体温を調節するため、飼育環境の温度管理が非常に重要です。

爬虫類全般に言える温度管理は

空気全体を温めるヒーター

ヒーティングトップや暖突

床を温めるヒーター

パネルヒーター

2種類があります。

人間でいう、エアコンと電気カーペットと言った方が分かりやすいですね。

快適に過ごすため適正温度にヒーティングトップや暖突で温度を上げる必要があります。

またお腹を温めるために、パネルヒーターで床を温める必要があります。

ケージの1/3程度の範囲でパネルヒーターで底面加温しましょう。

腹部を温められる環境がないと、消化不良になる可能性があります。

餌や小物類

生き餌
  • コオロギ
  • デュビア
  • レッドローチ
  • ミルワーム

などの昆虫食を基本的に食べます。

飼育中のアカメカブトトカゲは餌入れにコオロギを入れてもほとんど食べてくれないです。

ミルワームは入れると次の日には空っぽになっています。

ミルワームだけでは栄養素に心配がありますが、それでも1年以上飼育できています。

人工飼料
  • レオパゲル
  • フトアゴフード
  • イグアナフード

など、アカメカブトトカゲ専用の人工飼料はないですが、人工飼料も食べる可能性があります。

しかし、個体によって嗜好が異なるため、色々な種類の人工飼料を試してみる必要があります

カルシウム・ビタミンD3剤

アカメカブトトカゲの主食である昆虫にはカルシウムが十分に含まれていないため、サプリメントなどでカルシウムを補給する必要があります

カルシウムは、爬虫類にとって健康な骨を形成するために不可欠なミネラルです。

ビタミンD3は、カルシウムを体内で利用するには、ビタミンD3が必要です。

サプリメントには、ビタミンDが含まれているものと含まれていないものがあります。ビタミンDが含まれていない場合は、別途サプリメントを摂取する必要があります。

空き瓶

絶対に必要という訳ではないですが、生き餌にしっかりカルシウム剤を振りかけるには空き瓶が便利です。

お皿だと振りかける前にコオロギが飛んでいってしまったりします。

空き瓶だと、生き餌とサプリメントを入れてシェイクするだけで満遍なく振りかけることができます。

ピンセット

ピンセットは給餌する際や、脱皮の処理など様々な場面で活躍するので、用意しておきましょう。

衛生面を考慮し、糞を取り除くときは同じものを使用せず、別のピンセットかスコップなどで取り除くようにしましょう。

アカメカブトトカゲのまとめ

アカメカブトトカゲは夜行性で、日中は熱帯雨林の落ち葉や倒木の下などに潜んで涼んでいます。

夜になると活動を始め、餌を探したり、縄張りを巡ったりします。

臆病な性格で、人の気配を感じるとすぐに隠れてしまいます。

このような性格のため、飼育していても日中の観察は難しいです。

シェルターから無理やり出したりせず、気長に飼育する必要があります。

数週間に1回、メンテナンスと脱皮不全などの体調確認のためにハンドリングする程度にしましょう。

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