本ページはプロモーションが含まれています。
飼育下の爬虫類や両生類が主食とするのがコオロギになってきます。
そのため1度に100匹、200匹と購入することがあります。その場合、必然的にエサ用とはいえ飼育をする必要が出てきます。
飼育環境や餌が悪いと全滅してしまう可能性や粗悪なコオロギをペットの爬虫類に与えてしまうことになります。
コオロギ飼育環境の作り方と餌の紹介をしていきます。
目次
エサ用コオロギの種類
エサ用に使用されているコオロギは主に2種類です。
ヨーロッパイエコオロギ
- 特徴
跳ねることが少なく、扱いやすい。
繁殖力が高く、安定的に供給できる
フタホシコオロギ
- 特徴
跳ねやすく扱いに注意が必要。
ヨーロッパイエコオロギよりもやや大きく、栄養価も高い。
クロコオロギ
フタホシコオロギの中でも特に大きく育つ個体を選別して繁殖させたものです。
そのため、フタホシコオロギよりも体が大きく、より黒っぽい色をしています。
コオロギ飼育に必要な物
コオロギ飼育に必要な物は4つあり、ほとんどの物は100円ショップで揃います。
飼育ケージ
通気性が良く、脱走できない入れ物ならなんでも飼育することができます。
例)シューズボックス、衣装ケースなど
シューズボックスなど使用する際は、通気性が悪いため蓋の加工が必要です。
床材(赤玉土)
コオロギは排泄物が多く、臭いがしてきます。
ケージの底面に赤玉土を少しひくだけで、かなり臭いは軽減されます。
100円ショップやホームセンターなどで購入可能です。
水入れ
お皿などは滑るため、水を入れて置いておくとコオロギがお皿の中で溺死します。
私はタッパーを加工して使用しています。
タッパーの蓋に穴を開け、紐を通すだけで完成です。
またタッパーの側面にはカッターで傷を入れておくとコオロギ登りやすくなります。
水を入れておくと、紐が水を吸ってそれをコオロギが水分を摂取します。
簡単に作れるため、ぜひ作ってみてください。
エサ入れ&エサ
お皿などのツルツルした素材は滑るため、ペットボトルのキャップや、登りやすい入れ物に入れてあげる必要があります。
メンテナンスはしにくいですが、エサ入れに入れなくても、床材の上にばら撒くことで食べてくれます。
エサの種類
爬虫類に与えるコオロギを育てるためには栄養素の高いフードを与えることが1番良いです。
他にも餌として使える物はたくさんあります。
- 野菜
レタス、キャベツ、人参など、水分が多く柔らかいものが好まれます。
- 果物
バナナ、リンゴなど、糖分が豊富で、水分補給にも役立ちます。
- 穀物
小麦粉、オートミール、コーンフレークなど、炭水化物源として与えられます。
シェルター
ペットショップなどで購入すると新聞紙を入れて販売されています。
コオロギは新聞紙を食べてしまう場合があるため、シェルターに使用するのはやめておくべきです。
鉢底ネットを丸めて、使用することでシェルターの役割とケージ内の表面積を増やすことが可能です。
コオロギが全滅してしまう原因
コオロギが全滅してしまう主な原因は以下の3つです。
ケージ内が蒸れている
コオロギはとても蒸れに弱く、ケージ内の湿度が高すぎると簡単に死んでしまいます。
倒れやすい水入れを使用していたりすると倒れて水浸しになってしまいます。
また爬虫類と同じように霧吹きで水分摂取させるやり方ではなく、丈夫な水入れを用意する必要があります。
過密
コオロギの数に対しケージが狭すぎるとストレスなどで死んでしまったり、共食いしたりします。
横20cm×奥行15cm×高さ15cmのプラケースで100匹飼育していますが、どんどん大きく成長しています。
幼体ならこのプラケースでも200匹ほど飼育は可能かもしれません。
温度が適切でない
コオロギの飼育に適した温度は20℃~32℃前後とされています。
種類や生育段階によって多少異なりますが、この範囲内であれば、コオロギは活発に活動し、健康に育ちます。
まとめ
コオロギの飼育は、爬虫類や両生類の生き餌として人気です。コオロギを上手に育てることで、ペットの爬虫類や両生類に良い状態で与えることができます。
コオロギ飼育のまとめ
- 飼育ケージ
- 赤玉土
- 水入れ
- エサ入れ
飼育用品を準備できたら
蒸れないように、温度20〜32℃の範囲内を維持しましょう。
コメントを残す